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弊社のデザイナー
ブルーノ・マットソン(Bruno Mathsson)
ブルーノ・マットソン(Bruno Mathsson)は自信の卓越したデザインと快適な使用感と品質にこだわる姿勢で、何世代にもわたって愛される定番家具を生み出しました。マットソンほど現代のスウェーデン家具のデザインに大きな影響を与えたデザイナーはいません。
快適な椅子は芸術だが、椅子は芸術であるべきではない。座るための家具は、その家具に座ることを芸術にすることのない高度な技術で作られるべきだ
ブルーノ・マットソン(Bruno Mathsson)
ブルーノ・マットソン(Bruno Mathsson)のストーリー
建築家、そしてデザイナーとして活躍したブルーノ・マットソン(Bruno Mathsson)の存在がなければ現在のスウェーデンデザインは存在しなかったと言っても過言ではないでしょう。20世紀の最も偉大な家具デザイナーの一人として多くの人々に認められているマットソンは、スウェーデンのモダンスタイルの道を切り拓き、快適な使用感と品質にこだわる自信の姿勢で後続の世代へと影響を与えてきました。1907年スウェーデンのベーナムーで誕生したマットソンが、建築家そしてデザイナーとしての運命を辿ることになることはかなり早い段階から明らかでした。マットソンは健康を維持することに情熱を注いでおり、冬に水泳をする人でした。そして一年の大半を屋外に設置した特殊構造のベッドで過ごしていました。寒さに耐えるため、マットソンは自らバルーンシルクの裏地を縫い付けたフライングハットを着用していました。マットソンが生み出すデザインには、マットソンの自然に対する愛情が反映されました。マットソンはリネンやレザー、木材など天然素材を使用することを好みました。マットソンのデザインには直角がほとんど使用されていません。マットソンの有機的な作品は、直角を使用するのではなく、人間の体にフィットするよう慎重に形作られています。例えば椅子の完璧なカーブ形状を作りだすため、マットソンは雪の吹きだまりの中に座り、自分の体が残した跡をじっくりと研究しました。
自らがデザインする家具とそれを使用する人との相互関係は、マットソンのデザイナーとしての生涯において常に重要なものであり続けました。マットソンとDUXのエリック・リュング(Eric Ljung)が出会ったのは1950年代のことです。後に2人は友人となりました。マットソンとDUXは1960年代、1970年代にクリエイティブパートナーとして取り組みを開始し、関係を深めていきました。マットソンは膨大な時間を研究開発に注ぎました。マットソンは研究開発を「座ることのメカニズム」を追求することと呼んでいました。そしてマットソンの研究が、形状と機能に関して一切妥協のない家具の誕生につながりました。DUXは、1969年より「Jetson」、「Pernilla」、「Karin」、「Ingrid」チェアを製造する機会をいただいています。現在これらのチェアは、驚くほどエレガントなデザインと座り心地の良さで世界的にその名を知られています。ブルーノ・マットソンは「座るための家具は、その家具に座ることを芸術にすることのない高度な技術で作られるべきだ」という言葉を残しています。この言葉に従って生み出されたアイコニックな家具の数々は、何世代にもわたって愛されるでしょう。
1907
ブルーノ・マットソン(Bruno Mathsson)、スウェーデンのベーナムに生まれる。
1930
マットソン、ベーナムで開催された展示でバロックチェアを発表し、大賞を受賞。賞金を使ってストックホルム旅行へ出かけ、インスピレーションを得る。
1937
マットソン、パリ万国博覧会のスウェーデンパビリオンで国際デビューを果たす。この万博で「スウェディッシュモダン」という言葉が作られた。
1944
マットソン、ジャーナリストのパニーラ・トゥーンベリエル(Pernilla Tunberger)の名前を冠した「Pernilla」チェアをデザイン。
1948~1949
マットソン、妻カリン(Karin)と旅行で渡米。チャールズ&レイ・イームズ夫妻(Charles and Ray Eames)、ハンス&フローレンス・ノール夫妻(Hans and Florence Knoll)、マルセル・ブロイヤー(Marcel Breuer)、フランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright)に会う。
1966
シート部分がフレームから吊り下げられた独自のデザインが特徴の「Jetson」チェアを制作。
1969
「Karin」チェアが発表され瞬く間に人気プロダクトに。
1984
ブルーノ・マットソン賞設立。
ブルーノ・マットソン(Bruno Mathsson)がデザインしたDUXの家具
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イージーチェア
Karin
「Karin」は、上質なクロム製のフレームとステッチの入った奥行のあるクッションで上品に仕上げられた高級感を纏うエレガントなイージーチェアです。
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スツール
「Karin」スツール
「Karin」スツールは、「Karin」イージーチェアに合わせてデザインされたクラシックでエレガントなスツールで、抜群の座り心地を叶えます。
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テーブル
Karinテーブル
「Karin」テーブルは、「Karin」イージーチェア&スツールに合わせて作られたクラシックでエレガントなテーブルです。ホワイトまたはブラックの大理石製のテーブルとなります。
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イージーチェア
Karin 73
「Karin」は品のあるデザインが魅力の、配置や移動が簡単な文句なしのサイズのチェアです。
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その他のDUXのデザイナー
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クラーソン・コイヴィスト・ルーネ(Claesson Koivisto Rune)
この世界的に有名な建築デザイン事務所は、3人の優秀なスウェーデン出身デザイナー、モーテン・クラーソン(Mårten Claesson)、イーロ・コイビスト(Eero Koivisto )、オーラ・ルーネ(Ola Rune)で構成されています。3人のデザイナーは国内外からの影響を取り入れ、エレガントなデザイン表現で家具をデザインしています。
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ノームアーキテクツ(Norm Architects)
デンマークのデザイン&建築スタジオ「ノームアーキテクツ」(Norm Architects)は、デンマークで注目のスタジオのひとつで、シンプルなデザイン、高い品質、サステナビリティ、タイムレスな魅力をベースにした建築、インテリア、インダストリアルデザインで知られています。
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